第45回 ゼロから作り上げた音楽祭

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 マニュアルなど無い、全てゼロから作り上げた今年の音楽祭。
 
 大学3年生は、他の授業も忙しい、バイトも忙しい、就職を見据えたインターンシップもせねばならないなど、一見自由に見えますが漠然とした不安の中にいます。
過去4年間、西川町の廃校で実施してきたイベントを、様々な理由から(一番は学生の往復時の安全面)山形市七日町に舞台を移し、前例がないことを行う不安感と緊張感。
 企業に訪問し、出演アーティストも決まらない中で協賛のお願いを行う学生。緊張しながら、自作の台本を片手に電話をかける学生。普段使わない敬語でメールを試行錯誤しながら作る学生。テントを借りるために市内小中学校を奔走する学生。商店街を装飾するために、ミシンを持ち込んで作業する学生。コスト削減のためにアイロンプリントでTシャツを作る学生。騒音問題をどのようにクリアするのか悩む学生・・・。リハーサルなどを行う余裕も時間もありませんでした。
 
 当日、全ての不安を消し去るような青空と温かな日差し。
 その太陽の下で、駅前や駐車場の案内、トイレ掃除など、見えない所で格闘していた多くの学生達がいます。学生の数だけドラマがあり、私はそれを近くで見つめていたに過ぎません。
 
 街の人から「もっとこういう風にしたほうが良いのでは?」「なんでもっとこうしなかったの?」という声を頂いたと聞きました。なんと有り難いことなのでしょうか。「自分事」として捉え始めているからこそ、そういった言葉をかけてもらえたともいえます。それだけでも、オトナルヤマガタを実施した意味がありました。「今度はうちの店の前のスペースを使ってよ」というコメントには、思わず涙しました。
 
 マニュアルをただこなすことは単なる作業であり、そこから学ぶことは少ない。失敗しても良いからまずは動いてみる事と、繰り返し言い続けてきました。
 準備に明け暮れた7ヶ月の日々で、何を学んだのかは自分次第。
 一つだけ言えることは、「あれだけのことをやったのだ」と、いつか振り返ったときに初めて「自信」を感じ、それが卒業後の糧になるということです。
 
 最後に、大学関係者(特に副手の松田さん、渡部さん、教学事務室の朝倉さん)、文翔館及び市役所関係者、協賛にご協力頂きました企業・商店等の方々、七日町を中心とする街の方々、その他オトナルヤマガタに関わった皆様、ご迷惑を多々おかけいたしましたが、温かく見守っていただきましたこと、改めて御礼申し上げます。
 これからも続く学生達の挑戦にご期待下さい。
 

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 企画構想学科 2016年度 プロデュース演習/ディレクション演習
担当教員 本吉裕之

第44回 46人のプロ

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みなさん、こんばんは!
オトナルにっき第44回目の担当は企画班の木村梨穂です。

11/13(日)にオトナルヤマガタ’16が開催され、早くも1週間が過ぎました。イベントにお越しくださった皆々様、本当にありがとうございました。

本日のオトナルにっきのテーマは「46人のプロ」ですが…

最後のスタッフ全員での打ち合わせのときに、代表が「僕の周りには先生、仲間…46人のプロがいる。46人それぞれが考えて頑張ったおかげでイベントができました」そんなことを言っていました。

学生だけど、学生なりに一生懸命考え抜いて考え抜いて…色んな場所や人とつながったり…コトと人を繋ぎに繋いでこのイベントは出来上がったのだなあと、彼の言葉を聞いて改めて感慨深くなりました。

当日は七日町・文翔館を中心に様々な催し物が開かれましたが…
来ていただいた皆様いかがだったでしょうか。

みなさまのなかで素敵なオトが鳴り続けますように。

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木村梨穂

第43回 あなたの声が好き

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こんにちは!
本日のオトナルにっき、第43回目を担当いたします仙台班の今野です!

最近本当に寒い日が続いていますね。
皆さん体調管理はしっかりされていますか?
そんな私は貧血持ちなので毎日ふらふらしています。
ついに友達からこんなものを貰いました。
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鉄分入りの野菜ジュースです。野菜も鉄分も摂れちゃうなんて素敵!
飲み物から健康を意識していきたいですね。
ちなみに野菜ジュース屋さんの回し者ではありません。

オトナルヤマガタから今日でちょうど1週間が経ちました。
この音楽祭で、好きな”オト”を見つけられましたか?

私はこのviviという名前の学年のことがやっぱり好きだなと改めて思いました。
だから、私が好きな”オト”はviviの笑い声ですかね。

オトナルヤマガタが皆さんの心の中で鳴り続けますように。
今野

第42回 オトナルヤマガタとSUKIYAKI

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こんにちは!
本日オトナルにっき第42回目の担当をいたします、仙台班の阿部です!

オトナルヤマガタから早くも1週間が経とうしていますね。
ご参加くださった皆さま、本当にありがとうございました。
また、企画に関わったすべての方に感謝しています。

阿部はこの数日、ずっとあることについて考えておりました。
オトナルヤマガタの大イベントであったオトナルおじおじの十八番、
「上を向いて歩こう」のことです。
考えてみれば歌詞も曖昧なこの曲。
調べると初めて知ることも多いと気づきました。

じつはこの曲、海外では「SUKIYAKI(すき焼き)」と呼ばれているようです。
1962年、この曲を大変気に入ったイギリスのレコード会社社長がヨーロッパでのリリースを決めました。その際、英語ではなく日本語の曲名をつけたかった彼が、原題では英語で発音しにくいからという理由で、知っている数少ない日本語のひとつ「SUKIYAKI」を使ったのです。

主役のお肉、そして野菜、しらたき、豆腐などがおいしさを引き立てるすき焼き…。
メインライブをさらに盛り上げる様々なジャンルの音楽とイベント…。
オトナルヤマガタとすき焼きはどこか似ているかもしれない…とふと思った阿部でした。
この企画が毎年続いていくことを心から願っています。
ありがとうございました!

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阿部

第41回 カメラ片手に 西へ東へ

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PR班広報部記録係の大友です。
みなさま13日のオトナルヤマガタはいかがでしたでしょうか?

オトナルヤマガタが皆さまの楽しい思い出の1つとなり、
山形というまちと音楽をもっと好きになっていただけたなら、
僕を含め、全オトナルスタッフは幸せです。

さて、13日のオトナルヤマガタ当日は勿論のこと、オトナルヤマガタの準備段階から
僕は広報関係のお仕事をさせていただいておりました。
なかでもカメラで色々なものを記録する記録係を仰せつかっており、
スタッフの、夜遅くまで準備をしている姿や、
準備の合間の和やかな時間を過ごしている姿をはじめ、当日の各ブース・ライブ会場の様子などを撮影させていただきました。

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「写真撮るだけなんでしょ?簡単じゃん。仕事としろよ」「もっとプロみたいに撮れよ」と思われるかもしれません。実際に言われることも少なくはありません。

時間がたてば薄れてしまうオトナルヤマガタの思い出を1つでも多く残せればと思い
今出せる自分の全力を出しながらシャッターを切っておりました。
未熟な僕の写真ですが、スタッフの頑張っている様子をお伝えすることができているでしょうか。

多くのスタッフが、どうすればより良くなるか、夜遅くまで話し合い、準備しておりました。
そのスタッフの想いと努力が形となったのが11月13日のオトナルヤマガタです。

記録係として会場となっている文翔館から七日町を歩いて移動していると
いたるところから音楽と笑い声が聞こえてきて、思い描き・願ったものが形になった瞬間を体感することができました。

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撮影した写真は後日オトナルヤマガタのHPをはじめ各所にてご覧いただけると思います。
ご覧いただけましたなら、映っているスタッフやアーティストの方、協力していただいた多くの方の想いが詰まった
オトナルヤマガタのことを少しでも想い出していただけたなら僕たちスタッフは幸せです。

第40回 オトナルハジマル

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こんばんは。

第40回のオトナルにっきを担当する代表の壹岐です。読み方はいきです。
それにつけても月日が流れるのは早いもので、いよいよ明日はオトナルヤマガタ当日になってしまいました。このプロジェクトが始動して約7か月ほどたったということになります。

思い返せば本当にたくさんの時間を…てか毎日この音楽祭に費やしてきました。
どういった音楽祭にしたいか、アーティストはどんな方に来てもらうか、広報活動、ホームページの作成、ポスターやロゴデザイン、ご協賛金をいただくための企業訪問、備品の管理、パンフレット折り、運営の仕方など表に出るものから出ないものまで、たくさんの仕事をいろんな班の一人一人が考え行動し、この音楽祭を0から作ってきました。

僕はみんなから仕事をしてなくても怒られない、なんなら仕事しなくていいよと言われてしまうようなイレギュラーな代表だったので、比較的ぽやぽやしながらみんなの仕事ぶりを見ていて思ったのですが、
あくまでこのプロジェクトは演習の一環で、さぼろうと思えばさぼれるし、単位を落とすくらいのリスクしかないのに、大学に夜遅くまで残り、ときに追い詰められて泣いたり怒ったりしながらも頑張ってこれたのは、「お客さんに楽しんでもらいたい」と本気で想っていたからだと思います。

またこのイベント企画をしてきたうえで本当にたくさんの方の関係を持ち、お世話になってきました。イベントひとつにしても何百人という人が関わって、やっと一つのモノが出来上がっていくんだなと改めて実感し、企画を動かしていく責任感や楽しさを学ぶことができました。

その集大成が明日13日に、文翔館及び七日町で行われるオトナルヤマガタ。
ぜひお越しください。オトガナルところ七日町で、お待ちしています。

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第39回 もーいーくつねーるーとー♪

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もーいーくつねーるーとー・・・・
お正月!ではなくオトナルヤマガタの開催日です!

こんばんは。第39回のオトナルにっきを担当する副代表の黄川田と申します。

開催日が間近にせまったオトナルヤマガタですが、
このイベントは企画構想学科3年(通称vivi)の44人が中心となって企画をしています。

こちらのviviという名前。

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このような意味を込めてつけられたオリジナルの学年名になっています。
※企画構想学科では毎年、入学してすぐの課題として”自分たちだけの学年名”を決定します

viviという学年名が決まってから早3年、
様々な課題に取り組む中で一人ひとりが鮮やかな色を放って過ごしてきました。

特に今回の”オトナルヤマガタ”では、それが顕著に現れていると感じます。

それは、半年以上に及ぶ企画制作の過程で、
たくさんのまちの人達との出会い様々な刺激を受けたから、
たくさんの時間ひとつの課題に向き合ったから、
たくさんの関係者の支えがあったからこそ生まれた色だと思います。

多くの人の支えなくしては成し得なかった今回のイベント。
開催日まではあと2日。

お客様の笑顔をみるために。
まちを鮮やかな色と音とでいっぱいにするために。
実行委員会一同最後まで全力で取り組みます!

イベントにはviviのご家族の方も多数いらっしゃると思われます。
オトナルヤマガタを通して、我々の成長を少しでも感じ取って頂ければ幸いです。

viviから始まる、新たな挑戦の形”オトナルヤマガタ”にぜひお越しください!
11/13(日)10:30に文翔館にてお待ちしております!

黄川田

第38回 てるてる坊主に願いを

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こんにちは、38回オトナルにっき担当、副代表の真柳です。
「副代表」という肩書を使い日々、権力の猛威をふるっております。
 
なんて事を言ってますが毎日、周りの人たちに助けてもらってばかりです。
教授、副主さん、町の人、先輩方そしてviviの皆さんに支えられてきました。
ほんとに感謝の毎日です。
 
そんな山形にも昨日ゆきが降りました。
久々のゆきでいつも以上に肌寒く感じ音楽祭当日の天気も心配になるもうそんな時期になってしまったんですね。
 
早いことにオトナルヤマガタまであと3日。
まだまだやらなきゃいけないこともありますが、今日も巨大てるてる坊主を作って11月13日の青空を願ってます。
 
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真柳

第27回 ハロウィン前夜

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こんばんは!ウェブ班の村澤智です。
僕はウェブ班として、みんながワクワクするようなホームページを作っています!

さて、10月もあと少し。今月の最後にはハロウィンがありますね!ハロウィンも、オトナルヤマガタのホームページと同じくらい楽しいものですよね。みなさん、ハロウィン前夜楽しんでいますか?僕は週末、友達と登山をしたり、食事パーティーをしたりと、束の間の休日を楽しみました。

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そして、今夜はカラオケに来ています!カラオケは、どんな人でも気軽に歌を歌って楽しめるところが魅力的ですよね。

気軽に歌を楽しめる、と言えば!オトナルヤマガタも”まち”が舞台になっているので誰でも気軽に音楽を楽しむことができます!!

そして、音楽を見たり聴いたりするだけでなく、自分達が参加することもできちゃいます!現在一般の方からの参加を募集しているのは「オトナルライブステージ」。
HPに詳細や募集要項が書いてあるので、”まち”のみなさんの前で自慢の歌声や演奏を披露したい、という方はぜひご応募ください!

オトナルヤマガタまであと少し。準備に追われる毎日ですが、最後まで頑張ります!当日も、当日までの準備も、みんなで楽しんでいきましょう!!

それでは、Happy halloween♪

村澤

第24回 デジタルに込めた「手作り感」

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第24回担当&Web班担当の千葉光樹です。
新しくなったWebサイト、見ていただけましたでしょうか?
このサイトのテーマはズバリ「手作り」です。
プロに比べれば、物足りないかと思いますが、それをなんとか魅力に変えられないかと、僕なりに工夫をしてみました。

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例えば、この部分。このオレンジの背景はキルティング生地の写真を加工してつくりました。
また、テキストの周りに波縫いしたように破線のボーダーを入れて「手作り感」を出してみました。

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あと、ページの一番下にあった謎の手書きメッセージ。これは、完全にその時の思い付きでいれたものですが、「手作り感」を出すのに一役買っていたのでそのまま載せてしまいました。

そんなこんなでいろんな工夫を凝らしてつくられたのがこのサイトです。
まだまだ直すべき箇所はありますが、サイトの改善=僕らの成長、と思って見守っていただければ幸いです。

千葉